動物たちが一緒に遊んで　駆け回ってたある日

ひとりのこがふっと立ち止まり　遠くを見つめていました

そのこの目は　次第にキラキラと輝きだし　喜びで震えます

突然、仲間から離れ　草原を飛ぶように走っていきます

遠く　　速く　　それはまるで風のようです



そのこの視線の先にいたのは　共に過ごし　愛し合い　寄り添っていたあなたでした

そのことあなたは　虹の橋のふもとで再び出会います

あなたは　愛するわが子を抱きしめ　愛情いっぱいにふれあい　二度と離れることはありません



幸せにあふれたキスが　あなたの顔にふりそそぎ

もう一度　あなたは愛するわが子を抱きしめるのです

そして　わが子の顔をのぞきこみ　見つめあっては　語りかけます



「きみと別れてからの　長い　長い人生を　私は一生懸命生きてきたよ
その中で　きみを忘れたことは一度たりとも　なかったよ　やっと会えたね」



そして　あなたたちは寄り添いあって　共に天国へ続く虹の橋を渡っていくのです



・・・作者不詳・・虹の橋より・・